おとなになっても分かり合える?

この前母校での生活に思いを馳せたのだけれど(ちょっとだけの先輩が伝えたいこと)、人生の経験ひとつひとつ、全てが今のわたしを作っている要素なのだなあとよく感じる。

*1*2

 

昔からの友人とは分かり合えるものが多いな、と感じることがしばしばあって、それは嬉しくもあるのだけれど、一方で「じゃあ、おとなになってから出会う人とは分かり合えるものが少なくなっていくのかな?」とさみしい気持ちにもなっていた。

 

でも最近では、同じ環境での生活を経験をしてきた友人たちは、その分だけ私と近しい構成要素を持っていて、その要素ゆえの感じ方や考え方が似てくるはずで、だから分かり合えるものが多いんだろうなと理解するようになった。

それなら、大人になったこれからでも、相手と共通の経験を持つことができれば、分かり合っていけるんじゃないかなと少し希望が持てる。特別な経験ならさらに。

 

遠い国の湖に行くこととかは特別だと思う。たとえばの話。

 

 

今週のお題 大人になったなと感じるとき)

*1:自習時間をさぼって更衣室でおしゃべりをしてたらその後死ぬほど怒られたことも、わたしが授業中寝ているのに気付いて頼む前からプリントを見せてくれた友人も、ハイスクールマンザイに出ようとして今見ると顔から火が出そうなネタをせっせと書いていたことも、ひょんなことから地中海に行ったことも、学校が閉まる時間まで部活や自習をしたときの暗くなった帰り道の特別感も。

*2:一番前の席の女の子が、視力がわるくて黒板がよく見えないらしく、しばらく目を細めたりした末におもむろに双眼鏡を取り出した時の驚きも。